要旨
2023年2月のNostr村への参入から始まり、3月3日にWhyへのDMでBluesky到達、4月の無限招待コード祭りを経て急成長期へ。SNSの理想形を模索し続け、「コミュニティアカウント」構想、スカイヤー宣言、ブルードット機能提案など独自のアイデアを展開。技術と文化の両面からソーシャルメディアのあり方を問い続けた半年間の軌跡。
時系列サマリー
第1期:Nostr村時代(2023年2月)
2/5 Nostrに参入。「共視の対象がポジティブに固定され、新しいおもちゃの使い方を考え合うカフェ的雰囲気に懐かしさを覚える」
2/7 「共通の話題で投稿し続けられるメンバーが11人くらいいれば、SNSは回っていく」という知見
2/8 SNSの投稿内容を「STEM・Culture・Life」の三角形で分類する概念を提唱
2/20-21 Zap経済圏への考察。「サトシを介してインフルエンサーが信者から金を吸い上げる構造」への危惧
2/25 「The Tales of Nostrlands」スターウォーズ風イントロを創作
第2期:Bluesky到達(2023年3月)
3/3 WhyにDMしてBlueskyに到達
3/5 「irisからアクセスするnostrはwriting spaceとなったが、過集中でドーパミンが放出されすぎ離脱症状がきつかった」
3/6 ATプロトコルの処方箋を考察(ログ読み込み速度改良、Zap機能実装など)
3/7 「ライティング・スペースであるための条件」を定義
3/18 AT Protocolを「分業型分散」「連邦型分散」と呼ぶ試み
第3期:急成長期(2023年4月)
4/6 無限招待コード祭り開始、ユーザー数が指数関数的に増大
4/8 Bluesky Meetup + Nostrオフ会(東京・世界初)
4/12 「ブルスコ」という呼称が定着し始める。Maggie Nelsonの『Bluets』との出会い
4/14 Ver 1.16「コンテンツ管理」メニュー追加
4/16 「ナイへヴキャンプの会」計画
4/22 「モラトリアム機能」実装予定との情報
4/26 コミュニティアカウント構想を発表(ブルスコ写真部など)
4/28 **「スカイヤー宣言」**を起草。Bluesky/ATProtocol勉強会#1開催
4/29 「Sky Architects」アカウント開設
第4期:成熟と考察(2023年5月〜7月)
5/6 🔖(ブックマーク)機能提案
5/7 ATプロトコルの本質的理解:「キュレーションとモデレーションこそがプロトコルの肝」
5/15 「コミュニティ・アカウントの試みについての覚え書き」
5/27 カスタムフィード機能がアプリに実装
6/1 ブルードット機能を提案(❤️に代わる段階的に青くなる○)
6/14 「Blue Moon」構想図を作成
6/19 コミュニティアカウントから「Commons《共有地》」へ概念を発展
6/25 Bluesky meetup in Osaka開催
7/7 SkyFeedsで簡単にカスタムフィードが作成可能に
7/16 人種差別問題をめぐる炎上事件
第5期:振り返りと再構築(2023年8月〜9月)
8/1 MonologueとDialogueの分離実験、その問題点を考察
9/2 Bluesky勉強会(第2回)開催
9/5 「フォロー概念のない理想のソーシャルメディア」構想を言語化
主要な概念・提案
1. SNS投稿の三分類(2/8)
STEM(技術) ─ Culture(文化) ─ Life(生活)
2. ライティング・スペースの条件(3/7)
書き言葉の文体が使用できる
投稿のタイミングに配慮しなくていい
投稿の分量について読み手に配慮しなくていい
3. コミュニティアカウント構想(4/26)
境界不明瞭で出入り自由
ウチとソトを分けない「Commons《共有地》」
モデレーターではなく「キュレーター」
4. スカイヤー宣言(4/28)
STEM・LIFE・CULTUREを好み、リスペクトをもって対話
理不尽な脅威には技術と対話で立ち向かう
疲れたときは休む
5. ブルードット機能(6/1)
❤️の代わりに○を採用
押された数に応じて白→青へグラデーション変化
通知されない、ダッシュボードで確認
印象的な記述
「Nostrは良くも悪くも"Theyたちのポンコツ海賊ラジオ"で、STEM+A、つまりSTEAMがそろった空間だった」(3/6)
「こちら自然状態:Yo. みんなブルスコしてるかい? おいらは、紫の大型鳥類がいる村の皆の助けもあって、"青い空"に飛び立つことが出来た」(4/14 App Storeレビュー)
「会社は未来の敵である」—ポール・フレイジーが引用した社内文化ドキュメント(6/22)
「自分の理想のソーシャル・メディアは、フォローという概念が存在せず、興味を持っている話題を投稿しているユーザーがシステム内水面下でクラスタを作り、お互いの投稿が流れるようなタイムラインを持つもの」(9/5)
立ち上げたアカウント・プロジェクト
ブルスコ写真部 — コミュニティアカウント実験
Sky Architects — 小さなSNS設計の議論
ブルスコお嬢様部 — コミュニティアカウント
窟 — ヴェイパーウェーブ的空間
日本人ユーザーのBluesky到達経路(4/12記録)
イノベーター
スーパーデューパーデベロッパー:3月以前からmatrix内のブルスコ公式devチャンネルにいた人たち
αNostr村民:上記チャンネルとNostrの両方に籍があり、Nostrの一部ユーザーに直接コードを譲ったり、取得方法を教えたりした人
Nostr村民:αNostr村民からコードをもらったり、入手方法を聞いて入手できた人たち
アーリーアダプター
無限コード祭をきっかけに指数関数的にブルスコに到達した人たち
希少種
招待メールのウェイトリスト経由から参加できた人(Waitlistr[rare]として📬をつけることを推奨)
SNS遍歴(参考)
2001年頃 — 関心空間
2003年4月 — はてなダイアリー
2004年頃 — Orkut、mixi、Movable Type
2006年頃 — はてな匿名ダイアリー(増田)
2007年 — はてなハイク、Twitter
2008年頃 — ニコニコ生放送、Tumblr、Skype
2010年 — Facebook
2011年 — Google+
2013年 — note.mu
2014年 — Instagram
2017年 — Mastodon、Slack
2020年1月末 — Clubhouse
2020年 — Discord
2023年2月5日〜 — Nostr、Misskey.io
2023年3月3日〜 — Bluesky
2023年3月4日 — Matrix(Elements)
出典: